2019年10月4日～10月11日　阪急交通社主催「中央ヨーロッパ4カ国周遊8日間」に参加しました。
このツアーの特徴は
1.　往復ともオーストリア航空直行便（成田～ウィーン）を利用、現地滞在中はすべてバス移動
2.　ウィーン、プラハ、ブダペストそれぞれに2連泊し、その3都市では午後半日自由行動の行程
　　（別途オプショナルツアー設定あり）
ウィーンについては6年前のツアーでいわゆる王道観光コースは既に見ているので今回は自由行動時間を使って見残した隙間を埋めるのが目的、また、プラハとブダペストは12年前の出張の際に公式行事の合間をぬって駆け足観光をしただけなので今回じっくり見直そう、というのがこの旅行参加の狙いです。

阪急交通社のツアーは企画に優れていて選択コースも豊富なことが魅力的なのですが、集客力に自信があるのか1コース当たりの参加人数設定が大きい（代わりに旅行代金が相対的に安め）ということが一人参加で静かな旅を好む私にとっては若干使いにくい旅行社です。
今回のコースは最大39人を想定していたようですが、途中経過を電話で聞いた限り25人前後で収まりそうだったので出発45日前に申し込み手続きを済ませたところ、その2日後に「タイムセール」と称して限定何席か1万円引きでの募集がnetに掲載され、慌てて2日前の申し込みをキャンセルして再度申込みし直しました。
節操のない行動ですが背に腹は代えられません。
他社のツアーで「早期申込割引」というのはありますが、早く申し込んだことがアダになるような「タイムセール」なる企画はいかがなものでしょうかね。
旅行社側にすれば集まりが悪いので値下げしたということなのでしょうが、正規料金で申し込んだ人からすると1万円損をしたような気分になるでしょう。（もっとも、申し込みを済ませた後までしつこくHPをチェックする人は少ないでしょうし、そもそもnetを利用しない人には多分伝わらない情報です）
だからといって、狙ったコースや出発日が必ず「タイムセール」になるわけではないので、それをアテにして申し込みを先送りしても今度は満席で募集締切になってしまうというリスクが生じます。
結局私のように運よく「タイムセール」に気が付いたら急遽乗り換えるという手しかなさそうです。
なお、阪急交通社の名誉のために付け加えると、メールや電話での質問に対する回答は迅速かつ丁寧で多分数ある旅行社のなかでもトップクラス、この辺りはさすが老舗大手ならではと思います。

日付	時間	内　　　　　　　容
10/04 （金）	13;30	成田空港発（定刻は13;35）　OS52便
	18;25	ウィーン着（定刻は18;35）　時差－7時間
	20;00	ホテル着　HILTON DANUBE WATERFRONT　泊
10/05 （土）	07;00	ホテル発　離団して市内自由観光（ヴォティーフ教会、シュタインホーフ教会など）
10/05 （土）	18;00	ホテル帰着　HILTON DANUBE WATERFRONT　連泊
10/06 （日）	08;00	ホテル発
	11;50	チェスキー・クルムロフ着　市内観光（クルムロフ城、スヴォルノスティ広場など）
	15;00	チェスキー・クルムロフ発
	18;00	プラハ着→夕食
	19;30	ホテル着　NH PRAGUE CITY　泊
10/07 （月）	08;30	ホテル発　途中離団して市内自由観光（プラハ城、カレル橋、旧市街広場など）
	11;30	オプショナルツアー（クトナー・ホラ観光）参加のため集合
	13;00	プラハ発
	14;20	クトナー・ホラ着　市内観光（セドレツ納骨堂、バルボラ教会など）
	15;50	クトナー・ホラ発
	17;40	プラハ着→夕食
	20;30	ホテル帰着　NH PRAGUE CITY　連泊
10/08 （火）	08;00	ホテル発
	12;45	ブラチスラヴァ着　市内観光（ブラチスラヴァ城、フラヴネー広場など）
	15;25	ブラチスラヴァ発
	18;20	ブダペスト着→夕食
	20;40	ホテル着　DANUBIUS HELIA　泊
10/09 （水）	05;50	ホテル発　離団して市内自由観光（国会議事堂、マーチャーシュ教会、洞窟教会など）
	17;45	ツアーに合流のため集合→夕食
	19;30	オプショナルツアー（ドナウ川ナイトクルーズ）
	20;45	ホテル帰着　DANUBIUS HELIA　連泊
10/10 （木）	07;30	ホテル発
	11;00	ウィーン着　自由観光（アンナ教会、青い鯉の家など）
	12;40	オーストリア・ギャラリーで美術鑑賞（約2時間）→空港へ
	18;00	ウィーン発（定刻は17;45）　OS51便
10/11 （金）	11;45	成田空港着（定刻は11;55）

１．　本旅行記作成に当たっては公文書が見当たらない場合に原語版も含めwikipediaや一般の旅行記、クチコミ情報も参照しているので、由緒や名称、年号などが正確ではないものも含まれている可能性があります

２．　人名や地名の読み方は参照した資料によって英語、ドイツ語、チェコ語、ハンガリー語などが混在しているので統一しきれていません
特にハンガリーは人名が日本と同じ「姓→名」の順で表記されるのが標準で、極力「名→姓」に読み替えましたが間違いもある可能性大です

３．　欧米を旅行するとELISABETHという名前が頻繁に登場しますが、国によってあるいは同じ国でも訳者によって読み方がエリザベス、エリザベト、エリーザベト、エリザベート、エリザベータなどマチマチです
この旅行記では混同を避けるため、本文中に登場回数が多いオーストリア皇帝妃（愛称シシィ）のみ「エリーザベト」、その他はすべて「エリザベス」で統一してあります

４．　由緒等が分からない場合、参照する資料が見当たらないために調べきれなかったものは「不明」、もともと歴史的に解明されていないものは「不詳」またはその他の表現で区別してあります

５．　建築家や芸術家等で本文中に出てくる人物は特に断りが無い限りその国の出身者です

６．　自分の備忘録として書いていますので、一般的な旅行では不要な情報も多々載せていますし、文章も冗長に流れているきらいがありますがご容赦ください